オールドノリタケ&アンティークガラス専門店 SIR JAPAN

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ミューラー兄弟 (Muller Freres)

【木立風景文花器(花瓶/vase)】

茶のヴィトリフィカシオンの地に、エナメルで木立を描いた花器(花瓶/vase)。
粘土のような汚れが数箇所付着しており、とることができません。

【状態】欠け、引っ掻き傷、修理個所、塗料剥落 なし。ふちに小さなフレークあり。粘土のような汚れが数箇所付着。
【制作年代】1910年代
【寸法】高 37cm
【技法】ヴィトリフィカシオン、エナメル
【サイン、マーク】Muller Fres Luneville


0011
【コンポート】

紺の脚に、黄、オレンジのガラスを不規則に配したコンポートです。
直径30cmと大振りで、上に盛るものを選ばない、飽きのこない製品です。

【状態】欠け、割れ、引っ掻き傷 なし
【制作年代】1910年頃
【寸法】直径 30cm、高さ 11cm
【技法】ヴィトリフィカシオン
【サイン、マーク】Muller Fres Luneville(脚部、エッチング)

【価格】お問い合わせ下さい。


0079
【テーブルランプ】

パステルカラーのシェードに、やどりぎをかたどった鉄鋳台のテーブルランプ。
明るめの色合いとすっきりした台が、飽きのこないやわらかさを醸し出しています。
電球・コンセントは通常使用できるように修理済みです。
ソケット、鉄鋳台はオリジナルです。

【制作年代】1910年代
【寸法】高さ 48cm
【技法】パート・ド・ヴェール、鉄鋳台
【サイン、マーク】Muller Fres Luneville (シェード)

【価格】お問い合わせ下さい。


ミューラー兄弟はモーゼル地方のガラス一家に生まれた生え抜きのガラス工芸家たちで、9人の息子と1人の娘の10人兄弟であった。
10人の兄弟は、いずれもサン・ルイのガラス工場に入って仕事をしていたが、普仏戦争で一家はリュネヴィーユに疎開した。
長兄のデジレと次兄のウジェーヌは、すぐにガレ工房に入って、グラヴィールとカット部門で働いたが、まもなく弟のアンリ、ピエール、ヴィクトールもガレ工房に入ってきた。
この5人兄弟のうち、1895年にアンリが独立して、リュネヴィーユに工房を開いた。そのうち、外に出ていた兄弟たちも次々にその工房に帰還して、再びミューラー一家は一団となって、みずからの工房でガラス工芸に携わることになった。

彼らの作品は、主として色被せガラスにレリーフ文様を刻み出したカメオ・グラスであったが、他にエナメル彩色の作品も若干作っている。しかし、彼らのガラス作品に使われていたもっとも特殊な手法は、「弗素グラヴィール」と呼ばれるもので、ガラス素地の上にエナメルを重層的に焼き付けて、弗化水素でその層を文様に応じて削り取る手法である。