暮らしの中のアンティーク(19) オールドノリタケのセミのボウル
8月も近くなって、ようやくセミの声も聞かれるようになりました。
オールドノリタケのボウルです。
プラムのような枝に、セミのフィギュアをあしらってあります。
セミのあまりの大きさとリアルさに、
調べもせずにアブラゼミだと思い込んでいましたが、
柄をよく見ると、デフォルメされてはいますが
ツクツクボウシに似ているようです。
昆虫をモチーフにしたのはアールヌーヴォー期の特徴のひとつですが、
そのように見るとこの製品は、アールヌーヴォーとアールデコの要素を
見事に合体させたといえます。
……それにしても、このリアルなセミのボウルに
先人達は何を入れたのでしょうか?
食べものを入れるのもちょっと……迷うところです。 |