暮らしの中のアンティーク(16) ヒギンズの"Found Object"
7月も中旬に入り、いよいよ夏らしく暑くなってきたので、今日はガラス製品のご紹介です。
ヒギンズ・グラスの四角いお皿です。
ヒギンズ・グラスはFrancesとMichael Higginsが戦後すぐに興したアメリカのガラスメーカーです。
着色ガラスを挟み込んだり、表面にペイントしたりした鮮やかな色使い、手作りの風合い、パターン化されたデザインが特徴です。
創設者の夫妻はすでに亡くなりましたが、工房は現在も存続しています。
ただ、現在製造されている製品に比べ、古い作品には小さな工房特有の暖かみがあります。
色ガラスとシルクスクリーンの技法で仕上げられたこの作品は、
よく見ると釘、さまざまな形のナット、魚の骨など
その辺に落ちているものを寄せ集めたような楽しい柄になっています。
それでいて、ちょっと沈んだブルーと閉じ込められた気泡が、
涼しげな美しさをかもし出す作品です。
ガラス製品は光を透過した方が美しく見えるので、
この製品も実際に使うよりは、皿立てに立てて飾ると見栄えがしそうです。
お問い合わせはこちらへどうぞ。 |